さぬき市の概要
さぬき市は、香川県高松市から東へ約15キロに位置しており、南部には讃岐山脈が連なり、中央部は平坦な農業地帯、北部は瀬戸内海の美しい海岸線に面しており、豊かな自然に恵まれています。四国霊場88ヶ所のうち、86・87・88番と、四国遍路を締めくくる3つの札所を有する「結願のまち」としても知られています。農業は、水稲・野菜・果樹・畜産を組み合わせた複合経営が営まれており、近年では有機減農薬栽培などの付加価値の高い農業が盛んとなっています。また、志度地区には臨海工業団地と内陸工業団地、長尾地区には農産加工工場団地があり、地域経済の活性化に大きく貢献しています。
さぬきのあゆみ
さぬき市内には、縄文時代の遺跡である鴨部・南谷遺跡、弥生時代前期の環濠集落遺跡である鴨部・川田遺跡、中期の高地性集落である津田・北山遺跡、後期の竪穴式住居跡群の石田東・森広遺跡などの遺跡が数多く残されています。また、市内各地に古墳群があり、特に富田中・富田茶臼山古墳は、四国最大の前方後円墳で、国指定の史跡に指定されています。
8世紀頃から明治32年(1899年)までのさぬき地区は、おおむね讃岐国寒川郡の区域でした。古代律令国家においては、地方行政単位として、国の下に郡、郡の下に郷が置かれており、寒川郡には7郷(難波郷・石田郷・長尾郷・造田郷・鴨部郷・神埼郷・多和郷)が存在し、後の町村名になったものもあります。また、全国を畿内7道にわけると、四国の4国は、淡路国・紀伊国とあわせて南海道に属し、各国と畿内とを連絡する道路として南海道が設けられていました。
平安時代から室町時代にかけては、7荘園(鶴羽荘・富田荘・鴨部荘・志度荘・神前荘・造田荘・長尾荘)の成立が確認されています。源平の争乱時代である文治元年(1185年)に、源義経軍と平氏軍が屋島や志度で戦いました。室町時代を通じての讃岐国の守護職には、管領に任ぜられる京兆家の細川氏が世襲し、讃岐国の東半部の守護代(守護の職権を代行する代官)には、安富氏が任命されていました。
戦国時代になると、讃岐国も争乱状態となり、豊臣秀吉が派遣した仙石秀久軍の到来がありました。天正13年(1585年)には、讃岐国のほとんどが仙石氏の領地となりました。しかしその後、仙石氏は領地を没収され、生駒親正の領地となりました。
徳川家康は、生駒氏の讃岐国支配を認め、高松生駒藩が成立しました。寛永17年(1640年)、「生駒騒動」により生駒氏は改易となりました。その後、讃岐国の東部中部のほとんどの区域は、寛永19年1642年から明治4年(1871年)の廃藩置県までの約230年間は、高松松平藩領となりました。また、このころから東讃地方ではサトウキビの栽培が始められ、砂糖は、塩や綿とともに「讃岐三白」といわれていました。
明治23年(1890年)に香川県下に市制町村制が施行されました。その後は合併を繰り返し、寒川郡では、新たに7ヶ村(松尾村・富田村・志度村・鴨部村・石田村・造田村・長尾村)が誕生し、従前からの7ヶ村(津田村・鶴羽村・小田村・鴨部下庄村・神前村・奥山村・五名山村)のと共に、14ヶ村が村制を施行しました。これがいわゆる「明治の大合併」で、合併を伴った村では従前の村名は「大字」として、ほとんどが残されました。そして、明治32年(1899年)に、香川県下郡廃置法律が施行され、寒川郡は大内郡と合併して大川郡となりました。
明治後期からは鉄道の運行なども始まり、交通の便も次第に良くなりました。
昭和に入ってからも、合併や改称を繰り返し、昭和36年(1961年)には大川村と寒川村がそれぞれ町制施行し、大川町および寒川町となりました。これ以降、さぬき市成立まで大川郡8町時代が続きました。そして、平成14年(2002年)に津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町の5町が合体・市制施行して、さぬき市となりました。
現在では、「さぬき市総合計画基本構想」に基づき、社会情勢の変化に対応するため、市民と行政が協働して取り組む「自立する都市」を基本理念に掲げ、「人いきいき 親自然・真健康・新創造」を市の将来像として、旧5町の持つ豊かな自然と歴史・文化を生かしつつ、誰もがゆとりを持って、健康に暮らせるまちづくりに取り組んでいます。
さぬきの名前の由来
さぬき市の名前は、旧国名の「讃岐国」に由来しています。平成14年の合併の際に、ひらがな表記のさぬき市となりました。
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| さぬきの歴史についてもっと詳しく知りたい人はこちら↓ |
さぬき市歴史民族資料館 |
| 住所: |
〒761-0902
香川県さぬき市大川町富田中3286 [地図を見る] |
| 電話番号: |
0879-43-6401 |
| 開館時間: |
平日 9:00〜17:00 |
| 休館日: |
毎週水曜日(祭日の場合はその翌日)、年末年始 |
| 入館料: |
一般100円、高校・大学生70円、小・中学生50円
※団体割引有り |
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